我が国の認知症患者は462万人と言われています。
その予備軍は約400万人に上ります。 予備軍の方の何割かの方が認知症になるでしょう。
数年後には1000万人近くの人が認知症に なる可能性があります。
しかしその認知症を根本から治す薬は未だ開発されていません。
また認知症にならないための予防、それにはどのような生活習慣が必要であるか、また予防の ために必要なものは何かを研究することは大切です。
そして認知症になった時に必要な根本治療 薬の開発は本当に可能なのか。
これらの課題に答えていくためには多くの認知症を専門とする方 の英知を結集することが絶対必要となります。
一般社団法人認知症対策推進研究会は上に述べた ような課題を解決することを目的として立ち上げました。
代表理事であるわたくし杉本八郎は企業在籍時、世界に魁てアルツハイマー病治療薬ドネペジ ル(商品名アリセプト)の開発に成功しました。しかしいま最も求められているのは認知症の予 防と根本治療薬の開発です。
本研究会は予防のためのプラットホームと治療のためのプラット ホームを構築して超高齢化社会の認知症に関する問題を解決したいと考えています。
ぜひ認知症 を克服して安心して住める社会に貢献したいという方々のご協力を切に願うものであります。
ひとりでも多くの方のご賛同をいただきまして、ご協力いただけますことを切にお願いする次 第でございます。
2016年 5月30日
一般社団法人 認知症対策推進研究会
代表理事 杉本 八郎
役 員
名誉 会長 井原 康夫 元同志社大学生命医科学部 教授
代表 理事 杉本 八郎 同志社大学脳科学研究科 教授
理 事 荒井 啓行 東北大学医学研究部加齢研究所 教授
理 事 赤池 昭紀 名古屋大学創薬科学研究科 教授